http://isnot.jp/39_akiary/
Thank you! Akiary

☆Akiaryとは、
YAMAMOTO Akira氏作の、Web日記作成支援環境、フリーソフトである。CGIプログラムであり、よくある掲示板のように、オンラインで更新、メンテナンスができる。
→作者の山本氏による、 Akiaryのページ
(注:現在ご覧のこのページでは、古いバージョンのAkiaryについて扱っています。最新情報は上記のサイトなどで確認してください。)

このサイトは、私いしだなおとが、Akiaryの有用性を世間に知らしめるべく、個人的に運営するものです。 作者である山本氏とは関係がなく、内容は非公式なものです。ご注意ください。
Akiaryをインストールするユーザーさんの手助けになればと思います。

Contents: 戻る



Akiaryの導入体験記

akiary試用報告改め、導入の手引き いしだなおと 2000年7月(改稿10月)

ほとんどの場合は、作者の山本氏が用意したドキュメント「00README.txt」や「Akiaryのページ」 をみれば、解るはずです。Akiaryは、CGIの中では、比較的に簡単に設置できるほうだと思います。 もし上記ドキュメントを見て解らないようだと、導入にはちょっと勉強が必要かもしれません。
ここでは、詳細・冗長な解説を試みますが、内容の難易度的には、上記ドキュメントと大差無いかもしれません。 しかし、導入に障害を感じる初心者に参考になるような解説を、できるだけ盛り込むようにしました。 すでにホームページ制作に慣れている方は、各種参考文献(書籍・ネット)も参考にしながら、CGIにチャレンジしましょう!

重要!:あなたが利用しようとするWWWサーバーでCGIが利用可能かどうか調べてください。 Akiaryは、CGIです。利用者自身で設置する必要があります。

☆導入を決意するか、試してみようと思ったら、まずAkiaryを入手しよう。

Akiaryのページ

☆さて、Akiaryを入手できましたか?

同封されているドキュメント(00README.txt)によく目を通しましょう。 圧縮ファイルで配布されていますが、圧縮に関する解説はここでは行いません。
参考圧縮・解凍の基礎知識
自分の手で、WWWサーバーにCGIプログラムを設置する必要がありますから、 ある程度、特有の知識が必要になってきます。しかしやってみよう、という気があるなら、 すぐ憶えられます。私は自信はあったのですが、初めてのCGI設置ということで、 つまづいたところもありました。でもダイジョーブ。

☆設定しましょう。

※「00README.txt」や「Akiaryのページ」をよく読んでください。 もしそれらと私の書いた文章に食い違いがあると感じたら、作者の山本氏が用意した、「00README.txt」や「Akiaryのページ」のほうが正しいと思ってください。

○「akiary.cgi」(日記本体のCGIプログラム)を設定・編集します。

私のAkiary設定例を見ながら解説を読んでください。
(数字)| 」は、行数(私の設定ファイル)です。
参考「メモ帳」などのテキスト・エディタでファイルを編集する方法

perlのパス設定
1| #! /usr/local/bin/perl
プロバイダーなどが運営するWWWサーバーは、多くの場合UNIX系のOSで動いています。 UNIXでは、プログラムを実行するときの方法がWindowsやMacとはちょっと違っています。 詳しいことは省きますが、この一行目は、スクリプトを実行するとき、実行用プログラム がどこにあるかを指定するためのものです。ここでは、CGIを実行するのに必要な、 「perl ("パール"と発音する)」というスクリプト言語を実行するための指定です。
あなたが利用するWWWサーバー(プロバイダー)が、「ホームページ開設設定例」「CGI設定方法」 などという文書を用意していたら、それらを調べれば解ると思います。(キーワード:perl パス設定) あとは、プロバイダーのサポート担当窓口に問い合わせてください。
無料レンタル系のサーバーの場合、CGIを使えるようになっていたなら、必ず設定方法を解説した ページがあるはずです。探してください。

パスワードを決める(重要)
16| # パスワード
17| $PASSWORD = "xxxxxxxx"; # ←←←← 必ず変更すること!!!!!
難しく考えることはないのですが、とりあえずなにか自分で憶えやすいパスワードに変えておきます。 パスワードが漏れて悪用された場合、あなた自身が困ることがなくても、 この日記CGIを踏み台にして、どこか余所に迷惑が及ぶことがあるかもしれません。
数人で日記を共著する時など、注意が必要です。もっともそんなに神経質になるほどのことはないです。 誰かに書き換えられたらとても困ってしまうような日記なら、それなりに管理しましょう
→参考:パスワードを設定・変更する方法は、将来のバージョンでは変わるかもしれません。

サーバーに関する設定(重要)
18| # 日記のディレクトリ(このスクリプトから見て)
19| $DIARYDIR = "/dialup/naoto/diary/"; # for ksky
21| # 日記のURL(http)
22| $DIARYHTMLDIR = "http://www.ksky.ne.jp/~naoto/diary/"; # for ksky
$DIARYDIR$DIARYHTMLDIRの設定が、このCGIのキモです。上記「perlのパス設定」 同様、プロバイダーの資料を調べて設定します。具体的に何を書くかは、プロバイダーによって 千差万別でしょうから、同じプロバイダーを使っていてCGIも使っている人に聞けば早いでしょう。
キーワードは、「CGI実行ディレクトリ」、「CGIデータディレクトリ」、「ユーザーのhtmlディレクトリ」 です。「ディレクトリ」とは、「フォルダ」と同義語です。

一般的な話をしますと、CGIというのは、「$HOME/public_html/cgi-bin/」というディレクトリ に置くことになっています。決められた場所以外に置いたCGIは、実行しません。(もしくは動作を保証 しないか、禁止されている。)
図で説明します。
00README.txtの、【複雑な設置構成例】と同様な(ちょっと違う)場合です。
頭に" "があるのは、ディレクトリ(フォルダ)です。
Akiaryと直接関係ないファイルなど(画像など)は、省いてあります。

参考: ※1 このindex.htmlは、cgi-bin/の中身を直接見られないようにするための、 セキュリティ対策です。中身は空でいいので、置いておくと良いでしょう。 日記及びCGIの動作には影響しません。私は、 「<html><title>&nbsp;</title></html>」 とだけ書いたファイルを置いています。

これはあくまで例であり、これと違うことは多々あるでしょう。最もよくあるのは、 ユーザーには public_html 以下しか見えず、しかもpublic_html自体が/(ルート)である様に見える場合です。 これは、他のユーザーのファイルや、システムに関係するファイルに触れないようにするために、 プロバイダーがしているのです。
さらにトリッキーな例だと、ユーザーがCGIを設置するには、cgi-bin/にFTPで置いた後、 メールでプロバイダーの管理担当者にお願いして、別のCGI専用ディレクトリに移動してもらう、 というのがあります。私が使っているプロバイダーのことです。

以上は前置きなんですが、混乱していないですか?
さて、ここから具体的な説明をします。まず日記のディレクトリ$DIARYDIRには、 akiary.cgiから見て、日記ディレクトリがどこにあるかを指定します。 上の例だと、「../diary/」と指定すれば良いでしょう。つまり、 $DIARYDIR = "../diary/"; となります。かんたんですね。ちなみに、 「..」は、ひとつ上の(階層の)ディレクトリ(またはフォルダ)を意味します。
問題は、これではダメな場合、例えば、CGIをまったく別の所に置き、しかものそこが ユーザーが自由に管理できない(どこかハッキリしない)ところに設置する場合です。 そんな時は、日記ディレクトリを「絶対パス」で指定してやる必要があります。
「絶対パス」には、ややこしいことに、FTPから見える「見かけ上の」絶対パスと、 OSの中での「真の絶対パス」が、別になっていることがあります。CGIには、真の絶対パス を調べて設定してやる必要があります。
参考サーバー別設定資料集

日記htmlのファイル名を変える
24| # 目次のファイル名
25| $INDEXHTML = "index.html";
26| # 最新版日記のファイル名
27| $NEWHTML = "n_diary.html";
標準では、日記の目次と最新版のファイル名はそれぞれ、"index.html"、"new.html" になっています。このままで構いませんが、変えたい場合(すでに他で同じ名前を使っている時など)は、 ここで指定します。

最新版日記に、何日分表示するか
29| # 最新版日記の日数
30| $NEWDIARYDAYS = 14;
見ての通りの指定です。私は長めがいいと思ったので、14にしました。標準は7です。 あまり長いと、くどく感じたり、読むとき表示されるまで待たされたりします (いわゆる"重い"状態)。

バックナンバーがない場合のリンク先
32| # 先月のバックナンバーがない場合のリンク先
33| $PREVMONTH = "index.html";
34| # 来月のバックナンバーがない場合のリンク先
35| $NEXTMONTH = "index.html";
標準ではここは空("")になっています。そのままで問題ありません。 目次ページにリンクしたいときは、上のようにします。

各テンプレートファイルの名前を指定
36| # バックナンバー用テンプレートファイル
37| $TMPBNFILE = $DIARYDIR . "tmpbn.html";
38| # 目次用テンプレートファイル
39| $TMPINDEXFILE = $DIARYDIR . "tmpindex.html";
40| # 最新版用テンプレートファイル
41| $TMPNEWFILE = $DIARYDIR . "tmpnew.html";
テンプレートファイルとは、日記の「雛型」になる部分を書いたファイルです。 Akiaryは、これらファイルを読み込み、Akiaryを制御するための特別なコメントの部分に (CGI画面で入力した)日記本文などを埋め込んで、日記htmlを書き出します。
テンプレート自体は文法的にはhtmlそのもので、そこに制御用コメントを埋め込む形になっています。
参考:ですから、Akiaryで作った日記を読むときは、普通のhtmlを読むのと同じであり、 サーバーに余分な負担を殆どかけないのです。このあたりが一般的な掲示板と違うところです。

ところで設定ですが、注意点はひとつ、実際のテンプレートファイルの名前と、 この欄に書く名前が一致するようにすることです。おすすめの方法は、 この欄はまったく変更せず、テンプレートの方をこれに合わせて名前をつける方法です。 標準のテンプレートを使うときはこのあたりを気にする必要もないでしょう。

日記入力(更新・修正)用の画面の、大きさを変える
42| # 日記入力時の題名の枠の長さ
43| $SIZE = 60;
45| # 日記入力時の内容の枠の大きさ(列)
46| $COLS = 54;
48| # 日記入力時の内容の枠の大きさ(行)
49| $ROWS = 10;
これは日記を書くときの画面(の、枠の大きさ)を変える指定です。 私は、横に長いと書きづらかったので、枠の大きさ(列)を、54にしました。 同様に、行数を大きくとりたいときは、枠の大きさ(行)$ROWS=10;の数値を大きくします。 この数字は、半角英数字の文字数で数えた値です。 ここで指定した大きさしか日記が書けないわけでははなくて、いっぺんに表示しきれない分は、 スクロールすれば見えます。逆に、一日分の日記の分量を決める指定はありません。 注意する点は、日記入力時の題名の枠の長さの指定は、 そのとおりの大きさの枠が表示されるとは限らないことです。 少し余裕を見て、大きめの指定にしておくと良いでしょう。

その他のオプション指定
50| # ロックファイルのディレクトリ
51| $LOCKDIR = $DIARYDIR;
52| # FTP転送ファイルによる更新(0:off,1:on)
53| $FTPFILEMODIFY = 0;
ここは、特に明確な目的が無い限り、標準のままにするべきでしょう。
参考:FTP更新機能は、将来のバージョンで無くなる可能性があります。

○テンプレートファイルを設定・編集します。
日記の題名や、あなたの名前やメールアドレス等の部分を書き換えてください。
Akiary標準のテンプレートは、込み入った部分も無く、見やすくできているので、 書きかえるときに戸惑うことは少ないと思います。
参考: 書き換えには、エディターの「検索→置換」機能を使うと便利です。

☆サーバーにアップロード(FTP転送)しましょう。

○FTP
これについては、今のところあまり詳しく解説する気はありません。 参考になるURLを示せればと思っています。
Akiaryに特有な事柄は、日記ディレクトリにテンプレートファイルと共にlockfileも置くと言う事です。
あとは、CGIはASCIIモード(テキストモード)で転送すること、文字コード・改行コードに気を付けることです。 文字コードと改行コードについては、ASCIIモードで送れば自動で調整されるはずです。

○パーミッションについて
CGIを設置する時に引っかかるもうひとつのポイントが、ファイルのパーミッション(モード)です。 これも"UNIX"特有のものなのですが…。一度憶えれば、ほかのCGIを設置するときにも役に立ちますから、 慣れておくとよいでしょう。
パーミッションとはなんでしょう?MS-DOSで言うところのアトリビュート、Windowsだと、 プロパティの中の属性という項目と、同じ類のものです。違うところは、 UNIXではマルチユーザーといって、アクセス権を細かく区別していて、 それを考えないといけないということです。この辺の機能は、NTにもあるみたいですね。
実際には、3種類の項目について、3つの区分のユーザーに、それぞれ指定するのが基本になります。
3種類の項目とは、
□読む権利 (r)ead
□書きかえる権利 (w)rite
□実行する権利 e(x)cute
、ディレクトリの場合はアクセスする権利
で、3つの区分のユーザーとは、
◇自分自身、ファイルの所有者 (owner)
◇同じグループに属するユーザー (group)
◇その他全てのユーザー (others)
です。

パーミッションを、3桁の数字で指定する方法を憶えましょう。
例)644
左の数字は、自分(owner)に対する指定です。真中がグループ(group)に、右がその他(others)に対応します。 普通はグループの区分は意味がない場合が多いです。自分一人でひとつのグループになっているか、 逆に同じプロバーダーの一般ユーザーが全て同じグループになっていて、実質その他と同様であったりします。
3桁のそれぞれには、1〜7の数字が入ります
まず、読む権利が4、書き換え権が2、実行権が1と憶えてください。そして、 権利を与える項目の数字を足し合わせたものが、その区分に対するパーミッションになります。 上の例だと、左の6は、自分自身に読む権利(4)+書き換え権(2)を与えて、6になります。 グループとその他には読む権利(4)だけ与えます。
もうひとつ例をあげます。500だとどうでしょう。自分は読み込み(4)+実行(1)で5になり、 他には一切権利を与えません(0)。7は全ての権利を認めてしまいますから、 自分以外の区分に指定するときは、細心の注意が必要です。それと、2の書き換え権も同様に、 自分以外にはできるだけ認めないようにします。(注意が必要な数字:2, 3, 6, 7)
足し算するとき、「桁の繰り上がり」はしません。というか起こらないです。
以上を踏まえて、それぞれのファイルにどのようなパーミッションを指定したらよいか、 みていこうとおもいます。

.htmlファイル、画像のファイル(.gif, .jpgなど)は、
自分は読み書き、それ以外の人は読むだけですから、644になります。
.cgiファイル(直接実行されるCGI)の場合は、
644に加えて、実行権を与えますから、755になります。
.plファイルなど
おなじCGIでも、直接実行(アクセス)しないものは、644にします。
cgi-bin/ ディレクトリ
自分だけがディレクトリの内容を操作しますから、755です。
データディレクトリ(Akiaryでは、日記ディレクトリ)
CGIプログラムが何かファイルを書きこむときは、データディレクトリを用意して、 そこのパーミッションを777にします。注意して欲しいのは、777だと、「何でもアリ」 で保護されない状態になってしまいます。例えば、そこに置く必要のないものは、 極力置かないようにします。
CGIと関係ないファイルを置くディレクトリを777にするのは避けましょう。

参考: よりセキュリティに気を使う場合、groupにはなにも許可を与えないようにすることができます。 普通はこれでも正常にWebを運用できます。しかしサーバーの設定によっては、支障をきたす場合もあります。 様子を見ながら決めてください。
参考: ファイルを削除したり、違う中身のものと置きかえるのに、そのファイルの書き換え権(w)は必要ありません。 必要なのは、そのファイルがあるディレクトリの、書き換え権(w)と実行権(x)です。

☆正常に動いているか、試してみましょう。

IE、NNなどのブラウザ−から、CGIに直接アクセスしてみてください。
これで何の問題も無ければそれで良いのですが…、そうでないときに見なおすポイントは、

あなたが有料のプロバイダーを使っていて、そこのサーバーに設置しようとしているのなら、 プロバイダーのサポート係に問い合わせるのが良いでしょう。そのためのサポートですから。

参考: おそらくは日記を書くのはあなた一人だけでしょうから、そのときは、 akiary.cgiに対するリンクを、どこにも設けないようにします。 そして、ブラウザ−の「お気に入り」「ブックマーク」にのみ登録して、 それを使ってアクセスします。こうすることによって、 無意味にCGIにアクセスされる心配が無くなります。 (どのみちパスワードを知らない人に、akiary.cgiにアクセスさせる必要はないでしょう。)

さて、以上でAkiaryが使えるようになりました。どんな日記にするかは、あなたの自由です。

"Contents"に戻る



私のAkiary設定例

左の数字は行番号です。解説のためにつけました。
 1| #! /usr/local/bin/perl
 2| #
 3| # akiary - Y.Akira's Diary CGI - v.0.40 (2000/09/21)
 4| #   Copyright (C) 2000 by YAMAMOTO Akira
 5| #   mailto:yakira@hi-ho.ne.jp
 6| #   http://www.hi-ho.ne.jp/yakira/akiary/
 7| #
 8| # 改変 いしだなおと <not2000@anet.ne.jp>
 9| # 内容:
10| # (2000/09/29) "www.ksky.ne.jp"に設置するための設定変更
11| 
12| #------------------------------------------
13| # 設定(ご自分の環境に応じて変更して下さい)
14| #------------------------------------------
15| 
16| # パスワード
17| $PASSWORD = "xxxxxxxx" # ←←←← 必ず変更すること!!!!!
18| # 日記のディレクトリ(このスクリプトから見て)
19| $DIARYDIR = "/dialup/naoto/diary/" # for ksky
20| # $DIARYDIR = $ENV{'HOME'} . "/html/diary/" # Hi-HOユーザー専用
21| # 日記のURL(http)
22| $DIARYHTMLDIR = "http://www.ksky.ne.jp/~naoto/diary/" # for ksky
23| # $DIARYHTMLDIR = "http://www.hi-ho.ne.jp/yakira/diary/" # for Hi-HO
24| # 目次のファイル名
25| $INDEXHTML = "index.html"
26| # 最新版日記のファイル名
27| $NEWHTML = "n_diary.html"
28| # $NEWHTML = "new.html"
29| # 最新版日記の日数
30| $NEWDIARYDAYS = 14;
31| # $NEWDIARYDAYS = 7;
32| # 先月のバックナンバーがない場合のリンク先
33| $PREVMONTH = "index.html"
34| # 来月のバックナンバーがない場合のリンク先
35| $NEXTMONTH = "index.html"
36| # バックナンバー用テンプレートファイル
37| $TMPBNFILE = $DIARYDIR . "tmpbn.html"
38| # 目次用テンプレートファイル
39| $TMPINDEXFILE = $DIARYDIR . "tmpindex.html"
40| # 最新版用テンプレートファイル
41| $TMPNEWFILE = $DIARYDIR . "tmpnew.html"
42| # 日記入力時の題名の枠の長さ
43| $SIZE = 60;
44| # $SIZE=40;
45| # 日記入力時の内容の枠の大きさ(列)
46| $COLS = 54;
47| # $COLS=80;
48| # 日記入力時の内容の枠の大きさ(行)
49| $ROWS = 10;
50| # ロックファイルのディレクトリ
51| $LOCKDIR = $DIARYDIR;
52| # FTP転送ファイルによる更新(0:off,1:on)
53| $FTPFILEMODIFY = 0;
引用元:akiary.cgi (ver.0.40)
Copyright (C) 2000 by YAMAMOTO Akira yakira@hi-ho.ne.jp
※一部改変(いしだなおと)

同じプロバイダーでも、同じ設定でできるとは限りません。厳密には、同じサーバー(ドメイン) ごとにプロファイルが必要でしょう。 (biglobeは、複数のWWWサーバーを、別のサーバー・プログラムで運用しているそうです。)

"Contents"に戻る



Akiaryのデザインを変えよう

日記作成支援CGI「Akiary」の特長で私が気に入っている点は、作られる日記の見た目を、 ほぼ思い通りに変えられるということです。オリジナル(YAMAMOTO氏作)のテンプレートでも、 オーソドックスな見た目が楽しめるのですが、自分のホームページに違和感なくとけ込ませる為には、 色使いなどをカスタマイズするのが効果的です。
参考: 多少はhtmlタグの知識がないと、解りづらいかもしれません。

○カスタマイズ手順

あらかじめ、Akiaryが正常に動作するようにプロバイダーなどのWWW サーバーに設置、設定してください。そのとき、あなたの環境に合わせて、 akiary.cgiを適切に設定するのを忘れないでください。
参考: akiary.cgiに書き加えた設定内容をメモしておくと、後々役に立つかもしれません。

ファイル名を、オリジナル版にあわせるように変更します。 もしくは、akiary.cgiを変更します。
参考: akiary.cgiの中の、$TMPBNFILE、$TMPINDEXFILE、$TMPNEWFILEの値と、 各テンプレートのファイル名が一致するようにします。

オリジナル版テンプレートに上書きするように、サーバーにアップロー ドしてください。(バックアップは取っておいてくださいね。) どの位置にアップロードするかは、Akiaryの00README.txtを参照してください。
参考: 日記を更新するまで、変更が反映されません。

参考:○テンプレートをカスタマイズするときの注意点
tmpindex.htmlとtmpbn.htmlの中のうち、<!--akiary_diary-->及び <!--akiary_diary reverse-->で始まり、 <!--/akiary_diary-->で終わる部分をひとつの単位として、 一日分の日記のまとまりになっています。
この間は、「インデンテーション(字下げ)」を行わないほうが良いでしょう。 なぜなら、字下げをした場合、Akiaryはそのあたりを考慮してhtml生成していないので、 結果として生成されるhtmlのソースが、大変見にくくなってしまいます。 そればかりか、思わぬとことに改行とタブ文字を挟んでしまって、 文章中に不自然な半角スペース分の空白ができてしまうことがあります。
テンプレートの一日分には、改行、半角スペース、タブを最小限にすると、 見やすくまとまるし、トラブルも少ないでしょう。

参考知識

「メモ帳」などのテキスト・エディタでファイルを編集する方法

メモ帳()などのテキスト・エディターでファイルを開きます。
そのままダブルクリック(クリック)で開くと、おそらくIEなどのブラウザーで開かれると思い ます(関連付けによる)。そのときは、あらかじめ開いておいたメモ帳 (スタート→プログラム→アクセサリ→メモ帳)の、ツールバーのファイ ル(F)メニューから開くか、もしくはファイルを直接をメモ帳のウインドウの中 にドラッグ&ドロップしてください。編集後は上書き保存してください。

参考:() メモ帳よりも、htmlの色分け表示に対応したエディターを使う と編集がしやすいでしょう。
おすすめ:TeraPad (フリーソフト)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/
もちろん、Wordなどのワープロを使って編集しても良いです。html専用エ ディターを使うのもよいでしょう。

html(テンプレートファイル)を編集するときの注意点
以下に示す記号などは、特別な意味を持っていて、編集したり削除したり したときに、足りなかったり多かったりすると、正常な表示ができないhtml になってしまいます。
何かうまくいかないときは、この点に注意してよく見なおしてみてください。 (「スペルミス」にも注意してください。)
<>":; {} <!-- --> /* */

日記を書く上での、チョットしたTips

実際に動いているAkiaryの画面から、日記を書きこむときには、「改行」に注意しましょう。 基本的には自分では改行せずに、折り返しに任せておいたほうが、日記を見るとききれいに見えます。 意味上の段落で改行するときは、<br>と書いておくのもよいでしょう。

○アンカーの活用
日記の一日分には、それぞれ年月日を名前にしたアンカーが埋め込まれています。 例えば1999年12月31日を振り返る場合には、
「<a href="199912.html#19991231">以前</a>に話題にしましたが、」
2001年1月12日に、先週の話題を持ち出すときなんかは、
「<a href="#20010107">先週</a>の話題のその後ですが、」
などと使えます。つまり特定の日の日記に、リンクを張れるのです。

○FTP更新機能
この機能は私は使ったことがないのですが、FTPで転送した日記を、認識してくれる機能だそうです。 ファイル名は、200010.htmlのように、バックナンバーの形式と同じにしておきます。


このページの先頭に戻る



○この文章の注意点、著作権について

現在ご覧のこのページでは、古いバージョンのAkiaryについて扱っています。(2000年10月時点での内容になります。)
最新情報は下記のサイトなどで確認してください。
→作者の山本氏による、 Akiaryのページ

このサイトを見てAkiaryの設定をした結果、なにか問題が起こって被害に遭われましても、 私およびYAMAMOTO氏は*一切責任を取れません*のでご注意ください。

この文章全体を私に無断で一般に公開することは、しないでください。
このサイト(Webページ)へのリンクは、まったく自由に行って結構です。

Akiaryは、YAMAMOTO Akira (yakira@hi-ho.ne.jp) 氏の著作物(フリー ソフトウェア)です。


Thank You! Akiary 第1版 2000年10月10日
アンケート・フォーム追加 2000年12月2日
サイト移転に伴い、一部修正・整理 2003年12月31日



Copyright(C) 2000-2003 いしだなおと All rights reserved.
web作成: いしだなおと it@isnot.jp