なおとの思考/n3

Prev Next HOME

htmlによるTrackBackクライアント実装

2003-10-10 Fri.
ネタ元:http://ishinao.net/ 「PingProxy α版」より


デスクトップ用の、TrackBack送信専用アプリを作ってみました。PingProxyを利用しているのが特徴です。
TrackBack機能を持たないWeb日記やWeblogサイトなどでも、これを使って送信できます。


■ダウンロード



→最新版はこちらを参照



■概要・使い方



HTA形式(htmlアプリケーション)のデスクトップ・アプリケーションです。
テキストエディタで開くと判りますが、実体は単なる(x)htmlファイルです。

以下の2つの項目については、入力を補助するための機能があります。


・サイト名(blog_name)
クッキーから読み込みます。クッキーの削除もできます。


・言及先(ネタ元)のURLを含むテキスト(urls)
起動時に、クリップボードにセットされているテキストを読み込み(自動的に
貼り付け)します。
ただし、クリップボードの中味が“ttp”を含むテキストである場合のみです。
何らかの方法で拡張されたクリップボードを利用されている場合など、
うまく動作しない可能性があります。
IE独自拡張のJScript(JavaScript)で実現しています。


「Ping送信」ボタンを押すと、ブラウザが立ち上がり、結果が表示されます。
成功ならば「OK」とだけ表示されるとおもいます。
エラーならそれらしいメッセージが表示されます。


■インストール



ディスク内の任意の場所に置いてください。
「requestform.hta」が、アプリケーションとして機能します。
インストーラなし。
レジストリの操作はしません。
クッキーを作成します。(削除可能)

Windows OS用で、IEが利用可能である必要があります。

検証済み
Windows2000+IE5.5SP2
Windows2000+IE5.01SP4
Windows98SE+IE6SP1

※拡張子を.htmlに変えれば、他の環境でもそれなりに使えるかと思います。


■利用法の例



◆Bookmarklet(風味)として利用する
・IEの「ツールバー」→「リンク」に登録する場合
例えばWindows2000などの場合、以下のフォルダにショートカットを作ります。
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Favorites\リンク


・お気に入りに登録する場合
例えばWindows2000などの場合、以下のフォルダにショートカットを作ります。
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Favorites


よくあるJavaScriptによるBookmarkletと違って、登録するにはダウンロードして
ローカルのディスクに保存してください。


◆クイック起動(Quick launch)に登録する
ダウンロードしたものをドラグ&ドロップして、登録してください。
その他のランチャーなどに登録するのもいいかもしれません。


■謝辞



PingProxy(現時点ではα版)は、
ishinaoさん(http://ishinao.net/
が公開されているサービスです。



(追記・修正)


文字化けなTrackBackを送ってしまうようです。とりあえずパラメータ「charset=utf-8」は送らないようにしました。



ご指摘をいただいて、私の勘違い(理解不足)による間違いを修正したものと差替えました。
PingProxyについて誤認させるようなことを書いてしまい、すみません。



その後にテストをした結果、どうやらcharsetパラメータを送ると、文字化けが起こるようでした。(POSTの中身と矛盾しないcharsetを送りました)
なお、南川さんのおためし用MTで勝手にテストをさせていただきました。ありがとうございました。


charsetの問題は、PingProxy側の設定に不備があったらしく、現在は修正されたようです。
" dc:title="" dc:identifier="http://isnot.jp/n3/200310.html#20031010_1065724154" dc:publisher="なおとの思考/n3" /> -->

うーん。(TrackBackクライアント続報)

2003-10-12 Sun.
あら、文字化けしました。すみません。
charsetは送らないにしよう。嘘ついてる可能性があるから。
(追記:htmlのエンコーディングと、POSTのエンコーディングは一致していることを確認しました。)


言い訳をすると、TrackBackを受け取る、自分用のサイトがないので、実のところテストできてないのです…。

引き続きテスト中です。ご利用される方はα版ということでご理解いただければと思います。


最低限のテストはできました。もちろん保証などはありませんし、責任も負いかねますが、気になる方はどうぞお試しくださいませ。


もう少し改良したバージョンを企画中…。
" dc:title="" dc:identifier="http://isnot.jp/n3/200310.html#20031010_1065726683" dc:publisher="なおとの思考/n3" /> -->

ほぼやりきった感(TrackBackクライアント続報)

2003-10-13 Mon.
通常版
README.ja.sjis


開発版


通常版の変更内容


POSTパラメータ「charset=utf-8」を復活しました。


開発版について考えていること


このアプリケーションに名前をつけようと思うけど、どうしたものか。
「アクティブ・ソナー」とか、「探信装置」とか、うーむ。わざとらしい?


送信結果の表示を工夫したいと思っています。ブラウザが立ち上がるのは、イマイチ。実装済み


追加のオプションを送信できるような準備をしましたが、これはサーバ側の対応があるまでは必要ないものです。
そういう状況になるまでは、機能追加は凍結かな。


・Transmitting result receipt I/F
送信結果受信用のI/F(典型的には、結果受信専用のTrackBack Ping URLを用意するとからしい)は、Ping時にPOSTする内容に含めるよりは、「言及した記事」を解析する時に得られるようになっていたほうがいいかも知れず。(例えばRSDで。)


・Additional use of Ping
私からの提案として、Ping情報の2次利用について意思表示できる仕組みを組み込む準備をしてみました。
[明示的に許可/明示的に拒否/意思表示なし]から選べる感じで考えています。
これは強制力を伴わず、サーバ側にお願いする程度です。robot.txtでやっているようなモノをイメージしています。
これは根本的に良く考えてからのほうが良さそう。


・Select Proxy
将来的にはishinaoさん以外に、同じ仕様でサービスをするところが出てきたときに、選べるようにしようというものです。(当分いらないかも)


送信時のエンコーディングをEUC-JPでなく、UTF-8にしている理由


現時点のPingProxyの仕様を考えると、EUC-JPで送ったほうが、文字コード変換の機会を最小化できるので、より良いように思えます。
直近の相手はPingProxyと決まっているのですから、悩むことなくそうすべきかもしれません。

しかし「将来」を見越して、UTF-8にしました。
・サーバ側の内部文字コードをUTF-8に仕様変更する可能性が言及されている。
・将来的な別のPingProxyと同様のサービスの存在を考えている。
・インターネット上のHTTPによる通信全体を通して、UTF-8の利用率が上がると予測している。必然的に各Web日記/WeblogでもUTF-8で構築されるようになると思っている。
" dc:title="" dc:identifier="http://isnot.jp/n3/200310.html#20031013_1066057303" dc:publisher="なおとの思考/n3" /> -->
Prev Next
Akiary v.0.61+n3kit 2006-09-18