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PingProxy HTA Client

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最終更新:2006-09-18 16:15:31

概要

htmlによるTrackBackクライアント実装

(ネタ元:http://ishinao.net/PingProxy α版」より)

screenshot.png
デスクトップ用の、TrackBack送信専用アプリを作ってみました。PingProxyを利用しているのが特徴です。TrackBack機能を持たないWeb日記やWeblogサイトなどでも、これを使って送信できます。どちらかというとPingProxy用クライアントな感じなので、名前もそのようにしてみました。

HTA形式(htmlアプリケーション)のデスクトップ・アプリケーションです。テキストエディタで開くと判りますが、実体は単なる(x)htmlファイルです。

blogmapの拡張パラメタ導入を機にバージョンアップしました。非対応。

ダウンロード

※HTA形式のほうは必ず右クリック→「リンク先を保存」でダウンロードしてください。上記リンクを左クリックすると、セキュリティ警告が出ることがあります。

インストール

ディスク内の任意の場所に置いてください。(適当なディレクトリを作って、そのなかに置くだけです。)「tbc.hta」が、アプリケーションとして機能します。

Windows OS用です。IE5以上が利用可能である必要があります。IE5.01では一部のJavaScript?がエラーになるようです。
※拡張子を.htmlに変えるなどをすれば、他の環境でもそれなりに使えるかと思います。

検証済み

使い方

以下の項目については、入力を補助するための機能があります。

クッキーから読み込みます。クッキーの削除もできます。

起動時に、クリップボードにセットされているテキストを読み込み(自動的に貼り付け)します。ただし、クリップボードの中味が“ttp”を含むテキストである場合のみです。何らかの方法で拡張されたクリップボードを利用されている場合など、うまく動作しない可能性があります。IE独自拡張のJScript(JavaScript?)で実現しています。

「Ping送信」ボタンを押すと、結果が表示されます。成功ならば「OK」とだけ表示されるとおもいます。エラーならそれらしいメッセージが表示されます。

利用法の例

Bookmarklet(風味)として利用する

IEの「ツールバー」→「リンク」に登録する場合

例えばWindows2000などの場合、以下のフォルダにショートカットを作ります。

 C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Favorites\リンク

お気に入りに登録する場合

例えばWindows2000などの場合、以下のフォルダにショートカットを作ります。

 C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Favorites

よくあるJavaScript?によるBookmarkletと違って、登録するにはダウンロードしてローカルのディスクに保存してください。

クイック起動(Quick launch)に登録する

ダウンロードしたものをドラグ&ドロップして、登録してください。その他のランチャーなどに登録するのもいいかもしれません。fig_toolbar.png

技術仕様について

拡張オプション(TrackBackの拡張仕様案)

charset

送信する内容の、文字コード

拡張オプション(PingProxy対応)

urls

言及先(ネタ元)のURLを含むテキスト

拡張オプション(blogmap対応)

sender

送信者

senderurl

送信者のURL

注意点

上記2点はクッキーで保存され、次に使うときも同じ内容を送信します。オプションを開かないと隠れているので、わかりにくいかもしれません…。それと、本人が送信するときでも、消さない限りsenderを送ることになります。(うーむ、この動作は仕様の意図と外れてしまうおそれも。どうだろう。)

拡張オプション(独自案…まだまだ考慮が足りてません)

senderfoaf

送信者のFOAF

X-TB-UserAgent?

次のような文字列をおくります。受信側でフィルタリングするなどのためにつけてみました。

 PingProxy HTA Client/1.9.1 (http://isnot.jp/?p=PingProxy+HTA+Client)

Transmitting result receipt I/F

送信結果受信用のI/F(典型的には、結果受信専用のTrackBack Ping URLを用意するとからしい)は、Ping時にPOSTする内容に含めるよりは、「言及した記事」を解析する時に得られるようになっていたほうがいいかも知れず。(例えばRSDで。)

Additional use of Ping

私からの提案として、Ping情報の2次利用について意思表示できる仕組みを組み込む準備をしてみました。[明示的に許可/明示的に拒否/意思表示なし]から選べる感じで考えています。これは強制力を伴わず、サーバ側にお願いする程度です。robot.txtでやっているようなモノをイメージしています。これは根本的に良く考えてからのほうが良さそう。クリエイティブ・コモンズで表明できたらいいのかな。
参考:TrackBack Ping情報の2次利用について

Select Proxy

将来的にはishinaoさん以外に、同じ仕様でサービスをするところが出てきたときに、選べるようにしようというものです。(当分いらないかも)

送信時のエンコーディングをEUC-JPでなく、UTF-8にしている理由

現時点のPingProxyの仕様を考えると、EUC-JPで送ったほうが、文字コード変換の機会を最小化できるので、より良いように思えます。直近の相手はPingProxyと決まっているのですから、悩むことなくそうすべきかもしれません。

しかし「将来」を見越して、UTF-8にしました。

履歴

ライセンス・原著作者

謝辞

PingProxy(現時点ではα版)は、ishinaoさん(http://ishinao.net/)が公開されているサービスです。

保証はないです

最低限のテストはしたいとおもいますが、保証などはありませんし、責任も負いかねます。しかし気になる方はどうぞお試しくださいませ。

ライセンス

クリエイティブ・コモンズにします。適用範囲は、「tbc.hta」そのものです。このページの文章もクリエイティブ・コモンズで扱うことにやぶさかでないのですが、Wikiの特質を鑑み、保留します。
Creative Commons(sa)

いしだなおと it@isnot.jp

フィードバック

 
 


※修正は「編集」メニューからしてください。

[コメント]http://ishinao.net/ 【from ishinao

ひとまず現状ではPingProxyはsenderやsenderurlは無視しています。

ただでさえ「代理送信」サーバーなのに、さらに「代理投稿」者の存在まで絡むと話がややこしくなりすぎる気がして。

(続き…)

posted at: 2004-03-02 14:48:59

[コメント] 【from いしだなおと

動きとしては、無視するというのはreject=遮断するということですよね。blogmapにsender込みで送りたい人にも使ってもらうためには、PingProxyを経由せずに直に送らないといけないですね。そういうインターフェイスにできるのか、もうひと練りしたいと思います。

senderを有効に使える場合の想定としては、

というあたりは思いつきました。代理送信は中継といったほうが近い気がします。SMTPに模せばRecievedヘッダーを思い浮かべました。状況によれば多段中継もありえるので。

posted at: 2004-03-02 18:32:23

[コメント]http://ishinao.net/ 【from ishinao

「無視」は「拒否」じゃなくて「ないものとして扱う」ということです。sender、senderurl以外のパラメータがPingProxy宛のPOSTとして正当ならば、それなりの処理を行います。

PingProxyはProxyなんで、どちらかというと(TrackBack auto-discover、二重投稿の抑止、非同期TrackBack送信の)Proxy(代理)というつもりですが、中継って方向も面白そうですね。

いわゆるくっつきコメント/TrackBack系みたいに、受信側もI/F URLに他のサーバー(Proxy)を設定できるイメージになるのかな。...(続き…)

posted at: 2004-03-03 14:39:52

[TrackBack]右クリックでトラックバック【from 観測気球

このスクリプトを使うと、現在閲覧中のWebページがトラックバック対応ページなら、右クリック一発でトラックバック送信フォームを呼び出せるようになります。Internet Explorer 専用。...(続き…)

posted at: 2004-05-22 03:56:17

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いしだなおと it@isnot.jp